進撃の巨人後半を見る

昨日に引き続きリンゴの引き合いが更に50個も入ったぞ。なんでこんなにリンゴが売れるんだ。脱サラしてリンゴ売りの行商でもやろうかしら。


劇場版進撃の巨人・後編を見る。
一言でいうと、ツマンネー映画。
たとえばジュラシックワールドがハリウッド映像の最先端の見本市だとすると、進撃の巨人は日本特撮映像の見本市といったところで、特撮はすげぇ。巨人の迫力もパねぇ。
でもそれだけ。

前編で巨人に人間食われまくっててワクワクしながら見てたのに、後編は人間同士の争いがメイン。イライラする。
キャラクターが死んで減っていく一方で、兵士が全く補充されないのでどんどん話の世界が狭くなってくる。それも退屈。

管理された安全なディストピアか、死の危険と隣り合わせのフリーダムかどっちがいいんだ!? なんて思想の対決も興ざめ。描き方が下手すぎ。

巨人の描き方には文句ないねぇー、っていうかそこしか見所がない。
顕微鏡の中でよく分からん細胞がバーって増えていくシーンとか、たまらんよね。
あと漫画だと巨人になるときは光でごまかしてたけど、本作はちゃんと普通の人間の骨と肉が変形して巨人になっていく課程が丁寧に描かれていたのでそこはぐっと。背中をつきやぶる肋骨とか萌えるよね。

本作のギャグパートの担当はなんと言ってもピエール瀧。
巨人に変身することが分かって拘束される主人公をかばおうとする瀧。

「こいつは悪くない大脳皮質が……」
 バーンッ!

開始そうそういきなり撃ち殺される瀧。
瀧なのに小難しい事言うから撃たれるんだよ。
映画館の中で爆笑しそうになって困った。