睡眠導入剤を飲んだのにどうも寝れない仕方がないので、飲みかけの陸奥八仙をあけた。北の酒はなんだか体にあっているような気がする。不思議だ。
正直最近今の生活に満足してしまっているような気がする。前は「作家以外の何者にもなりたくない」という渇望があったが、今はどこか現状の暮らしに満足してしまっている自分がいる。
ストレスが少ない職場。家族とテレビを見て馬鹿笑いする時間。このまま十年同じに続いたとしても違和感がない。
でも、作家になると言うことは、そういうぬるま湯を振り切って、何かを犠牲にしなければいけない場所のような気がする。
今の環境を全てすて、がむしゃらに打ち込むこと。今の自分にはできるのだろうか。
俺の最も得意とする話題なのであえて言いたい。
今のイヨっさんの生活が“ぬるま湯”なんて、とんでもない。
みんなイヨッさんみたいな生活がしたいから小説家になろうとするんだ。
悲壮な決意や犠牲がなければ作家になれないという幻想は、数々の文学作家が意識的に作り上げた「自分達の価値を高めるための誇大広告」に過ぎない。
人生を豊かにするために小説があるのであって、小説のために人生があるわけではない。
ってS・キング先生も言ってたよ。
何も捨てなくていいから、全部手に入れればいいと思う。
電気ウナギは蒲焼き夢を見るか? さん
コメントありがとうございます。
お言葉はありがたいのですが、どうも最近不抜けているような気がしてしょうがないのです。
満たされない時期は心のそこから作家になりたいと思ったのですが、今はそこまで強い気持ちがあるのかというと疑問です。
ハングリー精神がなければ強くなれない、とロッキーに教わりました。