ウェットな物語の感想の難しさ

女性の書いたウェットな物語の感想を求められているのだが、これが非常に難しい。
主人公は当然女性なわけだが、女性が好きな男はなんだか女に持てていて、まずその時点で男に共感できない。

執念深い女にもあまり共感できない。女性は浮気した男よりも浮気相手の同性に怒りを感じる傾向があるというが、この話の主人公もまさにそうである。目に映る女の全てを忌み嫌い、怨念をもって睨みつける。

恋愛で誰かをそこまで憎んだりしたことがない俺には感情移入できない。
場違いな、自分を感じて、ひたすら居心地が悪い。

執念深いウェットな話は多分女性の方が得意だろう。そのウェットさは自らの肉体の中からわきあがってくるものだと思うし、男は自分の肉体の身体感覚(自分の肉体がどのような状態にあるかの認識)を感じ取るのが著しく苦手だと聞いたことがある。

だから男が語る夢というのは自分の身体が置き去りで、遠くつかみ所のない話になってしまうかもしれない。だがその方が俺にとっては居心地がいい。

女の情念の固まりのような、物語は、俺にとっては居心地が悪い。

“ウェットな物語の感想の難しさ” への2件のフィードバック

  1. 男が見て面白いと感じる少女漫画があるように、面白ければ問題ないんだけどな

    1. なんだろうなぁ、自分の中にあまりない感情はそもそも共感することすら難しいと思う。

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