様々な情報に晒されている。
自作の小説について感想をいただいた。
嬉しく、参考になる。言葉そのものもだが、どんな人がどんな感想を持ち、それをどう表現するのか。それが興味深い。
興味深さとはうらはらに私はまだその情報をどう受け止めるべきか扱いかねている。前段で嬉しいと書いたのは単純に感想をいただいた事に対してだ。
落ち着いて呼吸して考えたい。整理して受け止めたい。
「あなたのための物語」を読み直す。(はじめに断っておくがこの文章は自分自身のために書いているので、唐突に出てくる固有名詞についてはいちいち説明しない)
少し泣いた。別に感動したわけじゃない。これはとてつもなく悲しい話だ。
この終わり方以外に、他に結末はなかったのかと考えるが、やはりない。救いはない。でも救いを思いつくことができない。だから結局この終わり方しかない。だから哀しい。
心理学者が書いた「ヒトの本性」という本を読む。ヒトの本性は膨大なデータと実験により、善であると書かれていた。生後8ヶ月の赤ん坊でも相手が困っているかどうかを理解し、時に相手を手助けするという。
十分根拠があり、理解もできるのに納得できない。人の本性が善なら、自分の中にある悪とはなんだ?
ヒトの本性が善なら、悪は想像上のモノに過ぎないのだろうか。
自分の小説の事を考えていた。何をどう書くか。書きたいのか。書けるのか。
少し情報を自分の中で生理しよう。今頭の中がごちゃごちゃしている。
知人から大事なメールがきたが、返信は少し後回しにしよう。
最寄り駅についたのでここで雑記終わり。