帰省と後悔

GW中は実家に帰ってのんびりしていた。向こうに帰ると食うものにはまったく困らない。生鮮食品全般が安いので野菜やら魚やらが手に入り安い。なんといっても埼玉県産ネギが埼玉で買うより安く手に入るのだ。
つーわけで、帰省中は野菜やら魚やらをずいぶん食っていたような気がする。

関東の桜の季節は3月末~4月頭だが、青森の場合は4月末~5月頭である。運が良ければGW中に満開の桜を拝めることができるが、今年は暖冬だったこともあり、開花が速かったようだ。帰省したころにはもう散り散りだった。全国的に有名な花見スポットである弘前公園には今年はいかなかった。
その代わり目を奪われるのは至る所で咲き乱れるリンゴの花である。帰省初日にわずかばかりポツポツとつぼみを見せていたリンゴの花は、GW最終日には満開に近いほど咲き誇る。

リンゴの花は放っておくとそのままリンゴが実ってしまうが、咲き誇る花が全て果実になってしまうと、良いリンゴは作れない。だから摘花という作業を行う。枝の中で成長が早いものだけを選別して花を摘み取る作業だ。満開に咲くリンゴの花の寿命は短い。

さて、のんびり過ごしたGWだが、最終日近くにちょっとしたトラブルを引き起こしてしまう。
具体的にいうと、足として借りた父親の車を壊してしまったことだ。バンパーとフェンダーカバーを破壊してしまう。幸いラジエータは無事だったので、修理費は高額ではないが、へこむことしきりである。事後処理も満足にできないまま引き上げてしまったのも心残りだ。
もう俺しばらく車運転しない……

アクセス数とか増えたって

過疎ブログを自覚している当ブログだが、ここ数日は結構アクセスが多かった。つっても特定の記事だけだが。

一昨日だったかな。ITMediaでANAの障害の解説記事が出たあたりでtwitterとかはてブとかに当ブログの記事がリンクされたせいかアクセスが立て込む。
でも全然嬉しくないね。その手のルートから流れ込んできた層は情報がほしいだけで俺の小説とか全然興味ないでしょうからね。
っていうか何百人もアクセスしてきたのに小説サイトへのリンクアウトが1個もないことからしてそんなことは明白なんだけどね。

俺だってネットで情報収集するときは、該当のページだけ見て、はいさよならしますからね。みんなANAの記事だけ見て去っていくのは予想してたんだが、ここまであからさまだとちょっとはへこむよねぇ。
あの記事から小説に興味持ってくれる人がいるかも、なんて思ってた俺がアホみたいだよ。

しかもなんか「こいつはDB屋だからNWに対する意識が低い」とかコメントされるし(短文なので真意は分からないけどそう読み取れるコメントだった)

大体俺はDB屋でもNW屋でもないっつーの……
それにSNMPトラップでしか監視してない構成にしたのは理由が……ってあんまり詳しい事は言えないんだけど。
まぁ、どうでもいいやそんな事。

みんなホントにweb小説に興味ないんだね。なんか虚しくなっちゃったよ……

行き詰まり気味

小説はスランプ気味。
wordpressでやりたいことはうまく行かず、管理画面をまたクラッシュさせてしまう。(現在は復旧済み)

(ここから下は意味不明だと思いますがいつもの事なので気にしないでください)

SSLの仕組みを勉強しているが、どうにも分からん事が多くて頭が痛い。
クライアント証明書がない状態でSSL認証で接続するとWEBサーバとセッションが成立している間だけクライアント秘密鍵が生成され、秘密鍵はクライアントのメモリの中にのみあるから、proxyサーバも含めて通信内容が秘匿されたエンド・ツー・エンドでセキュアな接続ができる。そしてセッションが解消されるとクライアントの秘密鍵は消される。という所までは理解できた。
(この解釈もホントに正しいのか少し自信がない)

じゃあ、proxyサーバからルート証明書を与えられている時の振る舞いはどうなる? クライアントからはproxyサーバから送られてくるWEBサーバの公開鍵とproxyサーバの用意した公開鍵の区別はつかないからエンド・ツー・エンドのセキュアな接続は困難で、proxyサーバから見ればクライアントとWEBサーバの通信内容は筒抜け、という理解なのだが、これもあってるのか?

で、間にproxyサーバが入って、ルート証明書がクライアントに送られてくるような状況でセキュアな通信環境を構築する事はできるのか? クライアント側からルート証明書を削除すればいいのか? それでSSLハンドシェイクが成立する? ああ、分からない……

これでセキュアな接続を確立するにはVPN接続するしかないのか?
http://utvpn.tsukuba.ac.jp/ja/
例えば上のようなツールを使って。

しかしWEBサーバ側にVPNツールがインストールできない場合はどうやってセキュアな接続環境を構築すればいいんだ……
ああ、なんか頭が痛くなってきた。

色々行き詰まってて疲れ気味。

ANAのシステム障害の話

今回は自分用のメモ的な記事なので、多分読んでもよく分からないと思います。


22日にANAの国内旅客システムの障害があって国内線で148便が欠航するインシデントが発生した。
http://news.livedoor.com/article/detail/11356776/

システム障害の原因はネットワーク中継器の故障だという。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/31/news123.html

ネットの記事だけでは何が起きたのかさっぱり分からなかった(冗長化されていてもプライマリーが中途半端に生きていてフェイルオーバーしないことはよくあるが)。ので、個人的に色々調べてみた。
システムを構築したベンダーは日本ユニシスということで何か手がかりがないか探ってみる。

技報があった。
http://www.unisys.co.jp/tec_info/tr118/118abs.htm

その中でも使用しているプラットフォームについて記載されている箇所を発見。
http://www.unisys.co.jp/tec_info/tr118/11807.pdf

ana_db_1

DBサーバの構成。
本システム規模での4ノードでのSLVM(論理ボリューム)のミラー構成の導入実績はない旨が記載。ちなみにこの技報が発行されているのは2013年。
他の箇所を参照するとOracleRACを使っていると書いているので、物理的には4ノードだが、論理的に1ノードのクラスタ構成を組んでいることが分かる。

SLVMのミラー構成もそうだが、OracleRACでの4ノード構成も個人的にはあまり見た事がない。
OracleRACで縮退運用になったときは結局1ノードでの運転になる事が多い。(実際に今回の障害でも再起動したDBサーバは1ノード時しかうまく動作しなかった)
OracleRACの売りはDBサーバが1ノードずつ死んでいってもデータ整合性がとれるので、システムとしては稼働が担保されるというものだが、個人的な経験だとDBサーバがそんなに綺麗に死んでくれる事はあんまりない。
というのはOracleRACで縮退運転に追い込まれるのケースとしてインターコネクト障害が多いからだ。インターコネクト障害でスプリットブレイン(他のDBサーバから見て死んでいるように見える障害発生中のDBサーバが実は生きている状態)が生じると、論理IPで1つのIPで運用されていたDBサーバでIPの重複が発生してしまい、DBサーバと繋がっているAPサーバがDBサーバと通信できなくなる。
スプリットブレイン時にはOracleRACはデータ整合性を維持するために、シャットダウンを始める。スプリットブレインの障害事由が解消されるまでは複数ノードの運転ではデータ整合性がとれなくなる可能性が高いので、DBサーバをシャットダウンしてから1ノード構成で再起動してやる必要がある。

ということで、OracleRACで4ノード構成にする意味はあんまりないのでは、と個人的に思っている。
どれほどのトランザクションを処理しなければいけなかったのかは分からないが、サーバを4台買うコストに見合ったメリットが得られるかどうかは疑問だ。

スイッチばかりがクローズアップされるが、根本としてはスプリットブレインに弱い4台構成でのOracleRACを採用した点が大きいと思う。

じゃあここでニュースで報じられているようにスイッチの障害がどのようにDBサーバに影響を及ぼしたのかをまとめていきたいと思う。
OracleRACでクラスター構成を組むときはDBサーバ間をL2スイッチで接続してやる必要がある。

ana_db_2

前述の技報へ吹き出しを追記。
このL2スイッチは技報でも言及されているが、下記ニュースによるとCisco Catalyst4948Eとのこと。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/033000936/?rt=nocnt

記事によると4948が故障シグナルを発信しなかったため、待機系のスイッチへ切り替わらなかったと記載がある。
恐らく故障シグナルはSNMPトラップの事と思われる。
SNMPトラップはUDPで通信されている。TCPとは違って一方通行の通信なので信頼性が低い。多分スイッチの故障検知はSNMPだけだったんじゃないかな、と思う。Cisco側は世界初のバグだとか言ってるが、SNMP以外の故障検知を採用していれば防げたはずだ。

というわけでまとめると本障害の問題点は、
 ・DBサーバのクラスタ構成に脆弱性
 ・DBサーバ間をまたがるL2スイッチに対する故障検知の仕組不足

という2点に絞られるんじゃないだろうか。

……偉そうな事を言ってるが、自分は同じようなNW構成でCatlyst4948で故障検知はSNMPトラップしかないという導入を結構やっており、
なんか似たような事が起きたりしないかなぁ、と結構ヒヤヒヤしていたりする。

手裏剣

前の記事は何かきたかったんだろうな。よくわかんねぇし忘れたよ。

昨日よっぱってスマホを落としたら画面にひびが入ってしまった。まるで手裏剣みたいな形のひびだ。

バットマンvsスーパーマンを見に行きたいが上映時間が160分以上で二の足を踏んでいる。絶対とちゅうでトイレにいきたくなるよな。

退屈であくびがでる

かわりばえしない日常にイライラするのは小学生の頃から変わらない。変わったことといえば、過ぎていく時間の効果をじゅうぶんに理解している事だろうか。
悲しみも怒りも理不尽も時間が風化していく。しかし今はその過ぎ去っていく時間すら惜しく、もどかしい。

つまらんと言って刺激をあっちこっち求めてしまうものだが、そんな事でこの倦怠感が打破できないこともわかっている。

ずっと昔から自分の価値を証明したくてあがいていたような気がする。テロでも犯罪でもなく、何か自分の力で世の中に充満する倦怠感を吹き飛ばしてやりたいと思っていた。
世界の価値観を一変させたい、風穴をあけて、自分の生きた証を百万年後にも残してやりたいと思っていたものだ。
いや、今でもそう思っている。だけど、そんな事をするには力不足なのはイヤというほど思い知っている。

だけど、諦めきれない。ダムに錆びた五寸釘一本で立ち向かうようなもので、ずっと、「割れろ割れろ!」
と念じながら粗末な釘を突き立てているわけだ。

舌打ち

馬鹿なヤングはとってもアクティブ それを横目で舌打ちひとつ

電気グルーヴのN.Oの歌詞でもつぶやきたいようなそんな気分。毎日どこらかしこでトラブルが起きて、関係ないのに当事者になるつもりもないから上の歌詞をつぶやいてそっとモニターを閉じるわけだ。


カクヨムが荒れてますね。

ざっと調べて見たところ、運営が公正な評価を読者へ促すために作ったカラクリを悪用してランキングのトップに躍り出る作品が出始めたようだ。

『オレオ』 カクヨム

上記の作品が現在週間ランキングトップである。
意味が分からない。誰だって分からないだろう。だって三文字しかないんだもんね。
意味が分からないのに悪ふざけで高評価を入れる人間が後をたたない。

この現象が発生してからカクヨムの空気は一気によどんで、運営を非難するコメントが増えた。(そのコメントの多くは「エッセイ・その他」というカテゴリーで投稿されている)

くだらねぇなぁ、というのが俺の感想。
オレオ問題で運営を叩いてる人間の気持ちがさっぱり分からん。無料のサイトに何をそんなに期待しているんだか。
しいていえば、700万円の賞金を狙って「カクヨムWeb小説コンテスト」に投稿した人達はオレオみたいなしょうもない作品のせいで目立たなくなってかわいそうだな、くらいの事は思う。しかしそれにしたって賞金を誰に払うのかという権利は無論運営側にあるわけで。
参加者は参加費を払っているわけでもないので、要望を言う事はできるだろうが、金を払う側の権利は揺るぎようがない。

俺としては早く炎上おさまってくんねぇかなぁ、という感じ。
現在俺がなろうに投稿しているのは、自サイトに小説を掲載するのがかったるいから無料のサービスを使っている以上の理由はない。
しかし、なろうは広告がうざい。特にスマホで見ているときはスクロールしている最中に思わず広告をクリックしたりしてしまったりするのでイライラする。しかもエロ系の広告も結構多いので更にイライラさせられる。

カクヨムには広告がない。この点はなろうよりもありがたい。
カクヨムに引っ越そうと思っているのは広告がないという理由が一番でかい。
でも荒れてる時に作品を投稿するのもイヤなので騒いでる連中はとっととおさまってくんねぇかなぁという感じ。
静かな環境でやりたいよね。


広告がイヤだからという理由でドメイン取得してサーバ借りてはじめたこのブログだが、ドメインが簡単すぎたせいか、毎日毎日ウクライナやブラジルや中国らへんからサイト乗っ取りを狙ったアクセスが絶えず、対策がめんどくさい事このうえない。もう少し複雑なドメイン取得すれば良かったなぁ、と今更後悔している。

特に変わらず

瞬間的にムカつく事があっても、時間が経つと何でそんなにムカついてたんだっけという事はよくある。
ただし、なぜ腹が立っているかを腹を立てさせられた相手に伝える事は重要である。「自分が我慢すればいいや」、はそのうち爆発に変わる。

というか別にそういう話でもなかったな。
単純に怒りが収まったから続ける。それだけの話。

shutdown -a

なんかこう、何を書くのか全然思いつかんし、意欲もわかないな。小説だけは毎日シコシコ書いてるけど、そっちでもう色々と発散してるから、別にブログで言いたい事とかないんですよね。

あー、ちなみに何ですが、当ブログは半年に一回継続か廃止か検討するルールを設けておりまして、3月中旬が更新時期だったので、惰性で続ける事にしました。続ける意味もそれほどないが、止める意味もそれほどない。

そういや、そろそろ良いだろうと思ってPCをwindows10にしたんだった。まあしたところで大した違いはない。
windows8.1からのアップデートだったのだが、よく8.1と10の比較で言われるのはスタートメニューの有無。8.1は標準でスタートメニューないからね(スタートメニューを表示するフリーソフトはある)。しかしwindows10のスタートメニューも決して使い安いとは言えない。そもそも考えると俺はスタートメニューをあんまり使わないんだった。大抵のアプリはファイル名で実行してるし、電源のオンオフもほとんどコマンドプロンプトでやってるので恩恵はあまりなかった。

強いていえば多数のウィンドウを同時に開くのはやりやすくなったかも知れない。win+←キーでアクティブなウィンドウが画面の左半分に収まる。win+→キーで画面の右半分に収まる。小窓を画面に一杯並べておくような人は使いやすいかもね。
それ以外だと、iPhoneでいうsiriのような音声アシスタントcortanaも搭載されているが、それほどあんまりマイクからの聞き取り精度がよくない気がする。こちらのやって欲しい事をあんまりくんでくれない。痒い所にどうも手が届かない。

アップデート自体は非常にスムーズ。まずアプリやドライバをインストールしなおさなくてもいい。8.1で使えたものがそのまま使える。マイクロソフトによれば一部のアプリが動作しない可能性があるということだったが俺が使っているソフトは全て問題なかった。
個人ファイルも別に消されたりすることもなく、ディレクトリの位置変更などもなく、全て以前のように使える。アップグレードしてもアップグレードする前とほとんど変わらない状態で使えるのが一番良いところなのかもしれない。

カクヨムのオープン

KADOKAWAの鳴り物入りの小説投稿サイト「カクヨム」が本日から正式オープンした。(ちなみに以前から投稿だけはできた)

カクヨム – 「書ける、読める、伝えられる」新しい小説投稿サイト

誰がどう見ても「小説家になろう」の対抗サイトであって、なろうのユーザをごっそり取り込もうとしている感じが見え見え。(個人的な意見)

正直なろうのインターフェースは野暮ったくてあんまり好きではない。なろうに比べるとカクヨムのインターフェースはそれなりに洗練されている。
(あくまでそれなりであって、そこまでカッコよくはない)
ただ、縦書き表示とかはないので、読む側からするとあんまりユーザビリティは高くないと思う。ちなみになろうはPDF出力で縦書き表示できる。

なろうになくてカクヨムにある目玉は、レーベルというメニューで最初からプロの作品が投稿されて読めるところだ。この辺は出版社ならでは、というかちょっとずるいんではないかと思う。
それからKADOKAWAから出ている一部の作品の二次創作が許諾されている。この辺も出版社ならでは。スタートが草の根だったなろうと比べると色々と反則に近い手段のような気もするが、これくらいテコ入れしないとなろうから読者のシェアが奪えないとKADOKAWAは考えたのだろう。

実は私はカクヨムにもアカウントを作ってあったりする。とはいえ、投稿はまだしていない。まあ、いずれカクヨムに引っ越そうかなぁ、と思ってるが、少なくともなろうで連載中の「殺ス・リベレーション」(以下コロリベ)が終わるまではなろうにいるつもり。
ネット小説でヒットっていうとどのくらいのアクセスからそう呼ぶのかは分からないが、2月29日現在のコロリベのアクセス数は、ユニークで810である。ちなみにPV(ページビュー)は2,127。今まで書いてきた作品では最高のアクセス数であり、“俺の中では”ヒットだと思っている。
読者の皆様ありがとうございます。
いや、別に皮肉とかじゃなくて本心ですよ。

そういうわけで、コロリベはなろうで完結させたいと思う。コロリベが終わったらどうするか考えようかねぇ。

それから、なろうのSF作品群はどれもこれもぬるすぎるのでカクヨムにはハードSFが投稿されたりしないかなと思っていたが、そんな事はなかった。このぬるさはなろうとどっこいどっこいな感じだ。ただなろうで多すぎて辟易させられるVRMMO(仮想空間没入型大規模オンラインゲーム)とかいうジャンルは比較的少なめに見えるのでその点に関していうとカクヨムの方が居心地はよさそうな気がする。